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京都市内に熊は出る?京都府出没情報マップや遭遇しやすい時期についても調査

おでかけ
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今回は「京都市内にクマは出るのか?」「出没しやすい時期」「出かける際の注意点」という観点で調査してみます。観光で京都にお出かけ予定の方も、山間部を散策する方も、ぜひチェックしてくださいね。

京都市・京都府でのクマ出没状況

出没しているの?

はい、実際に出ています。主に対象となるのは、ツキノワグマ(以下「クマ」)です。以下の情報をご参照ください。

  • 京都府の案内によると、府の北中部地域を中心に「果樹園や集落周辺などでクマの目撃」「足跡などの痕跡」が寄せられているとのことです。 京都府公式サイト+1
  • また、京都市の公式サイトでも「市山間部でクマの目撃情報も寄せられております」「例年12月上旬頃まではクマの出没が相次ぐ傾向があります」と記載があります。 京都市
  • さらに、具体的な市町村(例えば木津川市、井手町など)でも、目撃情報が多数報告されています。
  • 出没情報を地図で確認できる「クマ出没情報マップ」も京都府が提供しています。 クマ出没情報マップ

よって、「クマがまったく出ない地域」というわけではなく、特に山間部・自然が多い地域・集落の近く・夜間・早朝などに出る可能性は十分にあると考えておいた方が安心です。

京都市中心部はどう?

市街地(例えば四条・河原町・祇園など)で頻繁に目撃されているという公開情報は少ないですが、山間部・郊外含めて「京都市域でも出没がある」という注意喚起があります。たとえば、京都市のサイトで「京都府内及び京都市山間部で、クマの目撃情報も寄せられております」などの記述があります。 京都市
つまり「完全に安全」とは言えません。観光で市内近郊の自然散策をされる方は、予め出没情報をチェックしておいた方が安心です。

出没マップについて

京都府が「クマ出没情報マップ」を公開しており、日時・場所・状況が地図上で確認できます。 京都府クマの目撃情報のページ
観光・ハイキング・散策の前に確認しておくと安心です。


出没しやすい時期・時間帯・傾向

時期

  • 秋〜冬眠前:冬眠に備えてエサをたくさん採ろうとするため、行動が活発になる傾向があります。京都府の案内でも「秋期は12月から3月にかけての冬眠期に向けて餌を多く採取する時期であり、クマの出没が多い」とされています。 京都府公式サイト+1
  • 春〜夏:繁殖期、親離れした子グマの移動期、活動開始期などとも重なり、早朝・夕方に出現しやすいというデータもあります。 京都府公式サイト

時間帯・状況

  • 早朝・夕方~夜:薄暗くなる時間帯に行動することが多く、注意が必要です。例えば、舞鶴市の案内「クマは夜間や早朝の薄暗い時間帯によく行動しますので、その時間帯に外出される場合は、特に注意をしてください」など。 舞鶴市公式サイト
  • 人里・集落近く・山道・道沿い:山から降りてきたり、餌を求めて集落・果樹園・道路沿いに出没したという報告あり。例えば、木津川市では国道沿いや車道近くで目撃あり。 笠置町HP

“なぜ出る”かの背景

  • 特に秋期にエサとなるブナ科種子(どんぐり等)が「並作に近い凶作」となっており、山林内で餌が不足し、集落や里山近くまで出てくる可能性が高いとされています。 京都市+1
  • 繁殖・子離れ・活動期などで、移動範囲が広がる可能性あり。 京都府公式サイト

観光地・散策時の注意点(出かけるときの心得)

観光で京都に来られる方、特に山道・林道・里山・郊外を歩かれる方に向けて、以下のポイントを心構えとしてご紹介します。

出かける前にチェック

  • 出発前に「クマ出没情報マップ」を確認。最新の目撃情報が載っています。
  • 行き先が山道・林道・里山・奥まった自然エリアであれば、クマの出没リスクが高めと認識してください。
  • 明るいうちに行動を終えるよう計画する。特に早朝・夕方の薄暗くなる時間帯・夜間の行動は避けたほうが安全です。
  • ゴミ・食べ物(お弁当くず・果物の皮など)を放置しない。臭いや残り物でクマを引き寄せることがあります。

現地での行動時

  • 単独行動は避けた方が安心。グループで行く方がリスクは下がります。
  • 音のなるもの(鈴・ラジオ・携帯アプリなど)を携帯して、自分の存在をクマに知らせるようにする。京都府案内でも推奨されています。 京都府公式サイト+1
  • 山道・里山を歩くときは、足跡・糞など「クマの気配(痕跡)」がないか注意。見つけたらその場所を離れましょう。 舞鶴市公式サイト
  • 夜間や薄明時の行動は控える。明るいうちに帰るように心がけましょう。

もしクマに遭遇したら

  • 慌てない・騒がない:大声を出したり走って逃げたりすると、クマを興奮させる恐れがあります。
  • 背を向けて走らない:できるだけゆっくり距離を取って、その場を離れましょう。
  • 距離を保つ:近づかない、刺激しない。特に子グマを見かけたら、親グマが近くにいる可能性があります。
  • 遭遇後、安全な場所に移動したら、目撃日時・場所・状況を地元自治体(例:京都府農山村振興課、京都市農林振興室など)に連絡するよう案内されています。

観光地で特に意識したいこと

  • 観光地でも「自然に近いエリア」「街との境界付近」「林道入口」「駐車場脇」などは油断できません。
  • 果樹園・柿・栗・ぶどうなどがある里山では、これらがクマの餌になることも。観光客の出入りも交じるため、注意が必要です。
  • 夜間ライトアップなどで山道や林道を歩く機会がある場合は、特に出没リスクを頭に入れておきましょう。
  • 観光バスや車で移動中、道路沿いや駐車場での目撃も報じられていますので、運転中・駐車中もご注意を。

まとめ

  • 結論として、京都市内・京都府内では「クマは出る」可能性があります。特に山間部・郊外・里山・集落近くでは注意が必要です。
  • 特に出没しやすい時期は、春〜夏(活動開始・子離れ期)/秋〜冬(冬眠前に餌を求めて活発)です。
  • 観光で出かける際は、「出没情報マップ確認」「明るいうちの行動」「音で自分の存在を知らせる」「ゴミ・食べ物の管理」「遭遇時の落ち着いた対応」を心がけてください。
  • 「京都の自然」は素晴らしいですが、野生動物との“共存”という視点も大切です。少しの気遣いで、安全に、楽しく散策できます。

最後に、出かける前に一度「クマ出没情報マップ」をご覧いただくことをおすすめします。安心して京都の自然・散策をお楽しみくださいね🍁

クマ出没情報マップ

わんこ
わんこ

最後までご覧いただきありがとうございました!

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