2024年の台風シーズンに本格的に突入してしまいました。被害を最小限に抑えるためにも事前に最新の情報を得ておくことと備えは非常に大切です。
この記事では米軍やヨーロッパ、Windyより台風のたまごの情報を調査していきたいと思います。
台風2024米軍(JTWC)進路予想
JTWCは米軍が設立した「Joint Typhoon Warning Center(JTWC/合同台風警報センター)」で台風を含む熱帯低気圧の経路図などを発表しており、その情報は米軍だけでなく誰でも閲覧することが可能です。
JTWCの台風情報は、時刻が日本標準時ではなく協定世界時で表記されていますので、JTWCの台風情報を参照する際は、日本標準時の方が協定世界時よりも9時間進んでいます。
下の画像は現地時間9月4日9時(日本時間4日18時)の状況です。”TS 12W”台風11号ヤギ(YAGI)は赤字で表示されているところです。
9月3日にオレンジ色のまる「98W」(台風のたまご)が表示されていましたが、本日9月4日にはTropical Depression となりました。
Tropical Depressionとは熱帯低気圧のことを指します。
※台風のたまごは必ずしも台風に発達するわけではありません。
※フィリピンの東に位置していた台風のたまごは台風11号へと発達してしまいました。今後は中国大陸へ進むと予想されています。
※台風12号も発生してしまいました。今後、日本の東も海上を北東へと進み、9月6日(金)午後3時には熱帯低気圧に変わる予報です。そのため日本付近への直接の影響はなさそうです。
※9/7追記:気象庁から台風12号は温帯低気圧へ変わると発表されました。(9月7日7時5分発表/7日18時予報)
画像引用元 JTWCより
台風になる可能性の低い順から「LOW」⇒「MIDIUM」⇒「HIGH」⇒「SUB TORPICAL」 台風もしくは温帯・熱帯低気圧になった場合は赤色の矢印で表記されています
上記の図の中で赤色で表記されている矢印やアルファベットについては以下の通りです。
- TD:温帯性低気圧・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
- TS:台風(最大風速17m/s以上)
- TY:強い台風(最大風速32m/s以上)
- STY:スーパー台風(最大風速67m/s以上)
- RMNTS:台風の名残、痕跡
- 矢印:台風を表しており数字が台風の号でその下が台風の名称
画像引用元 JTWCより 2024/9/4予想
上記は台風11号の進路予想です。
台風11号2024Windyによる進路予想
Windyはチェコの会社が運営する気象情報サイトで、「ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)」と、「GFS(アメリカ国立気象局)」の気象情報をもとにリアルタイムのデータを確認できます。
また、Windyは日本の気象庁の予測モデルにも対応しております。
今回は気象庁とECMWFの台風11号の進路予想をご紹介いたします。
ECMWFの進路予想
画像引用元 Windyより
気象庁の進路予想
画像引用元 Windyより
台風のたまご12号2024Windyによる進路予想
Windyは日本の気象庁の予測モデルにも対応しておりますが、今回は来週の様子まで表示できるECMWFとGFSの画像を引用させていただきます。
台風のたまご(台風12号/Leepi リーピ)
Windyで9月以降の予測を追ってみると台風のたまご(台風12号)になるかもしれない情報を発見しました。
ECMWFの予測
WindyのECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の予測をみてみました。
画像引用元 Windyより
画像引用元 Windyより
9月4日22時頃のWindyの予想です。9月9日12時(上の画像)まで進めていくと九州の南の海上へ進む予想となっています。9月10日の予想では勢力が弱まっているように見られますが、さらに南の太平洋上に新たな等圧線が現れてきています!
GFSの予測
GFS(アメリカ国立気象局全球予報システム)の予測です。
画像引用元 Windyより
画像引用元 Windyより
同じく9月4日22時頃のWindyの予想です。GFS(アメリカ国立気象局全球予報システム)の予測についても同じ日時で追ってみました。ECMWFとは異なる予測をされています。GFSの予想のほうが勢力が強いと予想されており台風12号・13号のたまごになる可能性も考えられます。
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まとめ
今回は米軍やwindyより台風のたまご(台風12号・台風13号)の予測について調べてみました。
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